知育偏重の時代もそろそろ終わりかけているのではないでしょうか?
成績優秀な人が出世コースを歩むシステムそのものがくずれてきているのです。
40代、50代の人なら、そんな時代が自分に合っているのか?それとも 自分には他の道があるのでは?と考えるのが当たり前の年令です。
人生の後半(第2の人生)をどう生きるのか?
そのヒントを与えてくれるのが頭ではなく心と体なのです。
教育では昔から「知育・徳育・体育」の3本柱を掲げながら 実際には「知育」に比べ「徳育」「体育」にはあまり力を入れてこなかっ たのが現実であり「知育偏重社会」を生んでいました。
この流れを変えていく必要があることは、ほとんどの人が感じていると思います。
最近になってようやく「体験・体感・体得」(体で感じ取る)教育が求められるようになってきています。
「徳育」(心)、「体育」(体)が「知育」(頭)以上にクローズアップされる時代 になりつつあります。
21世紀に入り人類が身体でなく100%頭を使って働く時代に近 づいています。体を使うことを怠ると、動く生物(動物)としての機能が ますます劣えてきます。
それだからこそ体の管理が100%必要な時代であることを 認識すべきだと思います。
「体育」は本来の「体を育てる」方向に向かうべきなのに「体育=スポーツ」 ひいては「勝利至上主義」「オリンピック至上主義」に向かっているようです。
私もバドミントンというスポーツで何度も国体にも出場しているので、少しは わかっているつもりですが・・・・・スポーツにはスポーツの良さがあり、それを 「体育=スポーツ」ととらえてはいけないと思っています。
ちょっと話がスポーツの方に流れてしまったので話を戻しますが、
さきほどの知(頭)、徳(心)、体(体)のことですが
私はこの3つのバランスをとることが人間のパワーを産むと考えています。
知(頭) 徳(心) 体(身) の トリプルシナジー(相乗効果) こそ 夢を実現させる純粋なヒューマンパワー |
「知・徳・体」の相乗効果が発揮できたら可能性は無限です。
私はむしろ「体・徳・知」と逆にして言いたいぐらいです。 それほど、真の意味での「体育」(体を育てる)は大切なのです。
頭・心・体すべてに直接的に効果をおよぼすものは、 私の知るかぎり、今のところ、ソロヨガしかありません。
生活すべてに直接はたらきかける世界で唯一の運動なのです。